土曜日の稽古である。今日もたくさんのアドバイスをいただいた。基本打ちのメンはきれいに打てている。自分でも打てるようになった手応えは感じている。しかし,実践のメンはこれまでの悪い癖がでて全く違ったメンになっている。右手が強く,メンがはずれるとわかっているメンを打つ。右手が強い。右から出ている。実践になると相手の動きに左右されていることがわかっている。直すには稽古しかないと思うのだが,意識して取り組まないと・・・。と意識して稽古しているが,自分ではわからないが右手が強く動いているらしい。

基本打ちのメンをいつも出せるようにする。まずはそこから。しかし,何をすればいいのか。今日は,自分の基本打ちと,互角稽古の時のようすをビデオにとって見たらとアドバイスをいただいた。水曜日の稽古の時はビデオに何回か撮っていたが,見るときの観点を変えてみたら何かわかるかもしれない。土曜日の稽古でもビデオを撮ってみようと思う。

毎回,稽古の時は気を抜くことがないような自分を目指しているが,今日,後輩から,「先生のようにずっと力を入れていたらとても疲れると思う」というつぶやきを聞いた。これも参考になる。いろいろな人の話に耳を傾けると見えてくることが多い。

できる人はできる。誰でもできるわけではない。同じようにできなくても近づくことはできる(だろう?)時間はかかるが・・。果たしてそこまで真剣に時間をかけてきただろうか。これが全てではないが・・・。

週に2回の稽古ではあるが,上手になろうとなりまいと,修行としての道は続く。稽古をやり終えた後の爽快感があるからこそ続けられるのだろう。このような場があることにひたすら感謝!

臍下丹田は左手の位置である。確かに,自分はできていない。現在八段の先生もここに注目して稽古されたとのこと。本で読んで自分も真似してみる。
今日の稽古で,他の先生方を見て学んだのは体幹がしっかりしていることの大切だということだ。臍下丹田とあわせて意識していきたい。

剣道を修行ととらえるなら自分としても納得できる。自分に足らないものを得ることができるからだ。自分の目標が間違っていたのかもしれない。肉体の修行を経て精神の修行とすべし。要領ではない。精神面で納得できる自分を目指したい。

それにしても・・・なかなか思うようにならないなぁ・・・。

剣道指導者講習会なるものに初めて参加した。指導法のテクニックや留意点など,すぐに実践に役立つものが中心なのかと思ったが,午前中は指導者としての心構えが中心の座学であった。剣道の練習はどうしても道場での練習が多いと思うが,そこには子どもや大人が一緒に稽古に励んでいる。やっぱり指導者として共に修行に励んでいるという背中を見せることが必要だと思う。今日の座学では指導者として,心の中心とすべきものについて改めて認識させられたように思う。また,竹刀をはじめとした剣道具の安全性について,再度認識させられた。

午後の部の準備体操については興味深い内容であった。ラジオ体操を留意点にそって真剣に,そして一生懸命やってみたらとてもしんどい・・・。
剣道形は日頃から十分練習しているつもりであったが,熟練者の木刀の一振り一振りに感嘆する瞬間の連続であった。
稽古の時間は短かったが,どの先生にもよく引き立てていただき感謝の極みである。また,大変久しぶりにF先生に稽古をつけていただいた。F先生には過去に大変影響を受けた言葉が心に残っており,それは私の子どもたちへの指導にも生かされている。F先生との稽古で今日の講習会を締めくくれたことがうれしかった。

参加して大変よかった。・・・が,大変疲れた。

1ヶ月に1回の支部の練習会。またまた多くの人と稽古をつけてもらうことができた。

気合いが入っていてよかったという意見や,体当たりしたときに,故意に突き飛ばすようなことをしない。手首を柔らかく打てばもっと速く打てるようになるだろう。やっぱり右肩から竹刀が出ているなど,貴重な意見をいただいた。

 

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