年に1度,自分の地区で行われる審査会。手伝いに行った。
朝は8時30分から1時間程度の稽古。高段者の方々といい汗をかくことができた。たくさん教えてもらった。それにしても剣道は,人によって攻め方が異なる。自分の思うとおりに全くことが運ばない。若いときから,すごい稽古をこなしてきているのだなぁとつくづく思う。

次のことを指摘していただいた。

〇足を前に出さず,気持ちで攻める。そこから一歩で打ち込む。遠いと思っていたが届いた。これは意外!

〇打ったときの手の内ができていない。絞る。面の上に竹刀を落としたような打ち方になっている。

〇足が出る前に,手が上がっているので合わせやすい。どうせなら,少しでも前に足を出してから手を挙げたら少しでも前から打てる。

見る目が変わるといろいろとわかるものだ。また来てみよう。できるかどうかは自分が本気になるかどうかだ。

何度も言われてやっと理解できる。身につくまでは繰り返すしかない。

4本目・・・最初の切り結びは面を打っているから腕を高く上げて伸ばす。左拳を相手の面の高さまで。そして,そのまま鎬を削りながら中段の構えになるように引いて,いったん止めて(?)合気になったところで突く。

6本目・・・小手すりあげ小手は,手首を返して半円を描くようにしっかりすりあげる。コツは相手打ってきて,しっかり当たってからすりあげる気持ちで。すりあげる時に左足を左に開いて,右足を出すと同時に小手をうつ。自分は,相手の木刀をたたいている。

小太刀2本目・・・相手の面を受ける音がしていない。それはおそらく,相手の面を右横で受けているのであって,面を自分の中心で受けるように小太刀を挙げなければならない。残心の後,立ち会いに戻るときは右足から。

小太刀3本目・・・立ち会いに戻るときは左足から。

小太刀の2本目,3本目は右左と覚えると覚えやすいと思う。自分でもできるし,思えば,剣道の基本の形や剣道形はまさに実践剣道の基本であるとつくづく思い始めた。

先日言われた「打ちませんよ~」を実践して,打つ気を見せずに入っていった。不思議なぐらい,相手の動きが落ち着いて見える。しかし,応じ技は出ない。それでも,少し違うことをすることで,何か進歩というか新しい経験をした気がする。後は,素早く対応できるように竹刀を早く振ることができるように素振りに専念してみることか?

とりあえず,いいか悪いかわからないがやってみよう。

そうそう,打たれて覚える。という言葉の実践通り,打たれることを素直に受け入れると心が楽になった。打たれて悔しがって,なんとか打ってやろうと思っていたのが,力の入った打ちの原因だったと思う。それと,打った後の所作を気合いの入ったものにすることにも意識を集中した。これも一つの経験。なんか,剣道が締まった気がする。

・・・気がする・・・だけ?

打ちませんよー・・・と入る。

H氏から,入り方を学んだ。肩の力を抜いて入っていけ・・ということだろう。

打たれて,学んでいくと言うことを教わった。

師は師。従う者と同じ目線ではいけない。それだけに,一つ上を行く修行が必要だとつくづく思う。楽な方に納得してはいけない。

都合のいい方に考えてはいけない。

教えられる者は,師を師と思えるからこそ,安心して従うことができるのだから。

 

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