師は師。従う者と同じ目線ではいけない。それだけに,一つ上を行く修行が必要だとつくづく思う。楽な方に納得してはいけない。

都合のいい方に考えてはいけない。

教えられる者は,師を師と思えるからこそ,安心して従うことができるのだから。

 

F氏との稽古。
気合いを入れて攻め込んで入って,よしと打とうと竹刀が上がりかけて,相手に押さえられてしまう。5分間の稽古でおそらく7回ぐらいあったのではないかと思う。
F氏からは,私が攻め込んでいるからだという説明。自分も攻めたつもりだったが,まだまだだ。後半は相手の面になんとかあわせることが精一杯で,最後まで決して先をとることはなかった。難しい。精神的な強さをもっともっと。

打ちに急ぐと姿勢が前のめりになる。もっと胸を張ってと指摘をされていたので,気をつけるが,若い人と稽古するとどうしても「負けたくない!」が出てしまう。のんびり屋の自分にはそのぐらいのファイトがあってもいいのだが・・と自分を慰めるが,やっぱり形が悪いと品位に欠ける。

攻めの剣道をと心がけて今日は稽古に臨んだ。3本の内2本は攻めることができたと思うが,1本は攻められて動いてしまった。身体が動いても,竹刀が思う通りにならないと全く話にならない。素振りの必要性をつくづくと感じる。涼しくなる時期である。前の素振りをまた復活しなければ。

今日は,T氏,M氏,I氏,M氏(若い)に相手をしてもらった。1時間程度で息が切れることもなかったが,いい汗が流れた。皆さんのおだやかな人柄にまた惚れ直す。

台風が近づく中,今日も皆さん集まっているかな?と思いつつ,道場に近づくと明々と照明が点いている。道場の下では,ドンドンという踏み込み足の音が響く。さすがに今日も稽古に参集していると感心しながら,自らも気を引き締めて道場の門をくぐる。我ながらよく頑張っているなとつくづく思うが・・・。

今日は,子供との稽古の後,F氏との稽古。攻め込んだときに,ちょっと驚くような姿勢が見られることを指摘された。相手に対する先入観があるのか,精神的な修養がまだ足りないようだ。2週間近くしていなかった稽古だった。竹刀も重く感じるし,足の運びもはっきり言ってぎこちなかったと自分なりに反省。素振りが足りない。できることはやろう。

よくあれだけ暑い中をがんばったものだ。今年の夏は暑かった。汗で胴着がドロドロになったような稽古が続いた。自分でも,こんな中でよく続けられるとおもった。ただ一つ,元気でなければ何にもできない。それが,心の支えだった。

今日の稽古では・・・。
○やっぱり,右手が強すぎて斜めに振ってしまう。まっすぐ面を打つときはいいのだが,ふっと入られて急いで打つときは右手に力が入って竹刀を押さえ込むように打っている。特に,コテ面にそれが顕著に出る。

○切り返しの時に,大きく振れていない。もっとゆっくりでいいので大きく振ること。

○F氏は,強くなったなぁといわれた。このごろ,F氏はダメ出しはほとんどなくて,ヨイ出しが多い。方針を変えたのか?甘えることなくやっていこう。

結局は,素振りではないのだろうか。竹刀がとても重く感じる。涼しくなってきたからそろそろまた始めようか?

 

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