剣道指導者講習会なるものに初めて参加した。指導法のテクニックや留意点など,すぐに実践に役立つものが中心なのかと思ったが,午前中は指導者としての心構えが中心の座学であった。剣道の練習はどうしても道場での練習が多いと思うが,そこには子どもや大人が一緒に稽古に励んでいる。やっぱり指導者として共に修行に励んでいるという背中を見せることが必要だと思う。今日の座学では指導者として,心の中心とすべきものについて改めて認識させられたように思う。また,竹刀をはじめとした剣道具の安全性について,再度認識させられた。

午後の部の準備体操については興味深い内容であった。ラジオ体操を留意点にそって真剣に,そして一生懸命やってみたらとてもしんどい・・・。
剣道形は日頃から十分練習しているつもりであったが,熟練者の木刀の一振り一振りに感嘆する瞬間の連続であった。
稽古の時間は短かったが,どの先生にもよく引き立てていただき感謝の極みである。また,大変久しぶりにF先生に稽古をつけていただいた。F先生には過去に大変影響を受けた言葉が心に残っており,それは私の子どもたちへの指導にも生かされている。F先生との稽古で今日の講習会を締めくくれたことがうれしかった。

参加して大変よかった。・・・が,大変疲れた。

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